リトラクタブルヘッドライト(絶滅種)

もう完全にマイカーのブログになってます
こんにちは

今回はちょっと昔にはアホほど巷に溢れていたこんな顔の車


リトラクタブルヘッドライトという

デザイン、実用性において有利な画期的なギミックとして登場したと思いきや
よく考えたらむしろデザイン、実用性において不利な事がわかり死んだ

当初考えられていた有利な事

  • デザインの自由度

  • 空力

  • ナウさ



絶滅に至ったとみられる要因

  • デザインの不自由さ

  • 空力

  • ナウさ(笑)

  • 整備性

  • 安全性



自動車のデザインはこと市販車においては自動車のなんとか法が大きく影響します
そしてデカい市場であるアメリカに合わせるのが世界のアレ

昔のアメリカでは前照灯の地上高に制限がありましたそうである程度地面から高い位置じゃ無いとダメだったそうです
そうするとフロントマスクが全体的に上がってしまうのですね
昔のアメ車なんか見るとわかりやすいのですが低い!長い!かっこいい!みたいな風潮で
この低いを実現するためにライト付けてない時はしまっちゃおうねという発想です
要するにヘッドライトのレンズ部分が低い位置で割れると危険が危ないから高い位置に付けなさいよという事だったんでしょうか
もちろん点灯時はそれをクリアする位置まで跳ね上がる仕組み

リトラのおもしろエピソードとしては日産シルビアの日本版と北米版でしょうか

日本版


北米版

写真は帰国子女な日産180SX

5代目のシルビア(S13,PS13)は国産車でも屈指の美麗デザインだと思うのですが
これがアメリカの法律では前照灯の位置が低過ぎてダメだったんだって(当時)
そこで同じシャーシにガワを変えた240SXというリトラクタブルな顔の車をシルビアの輸出仕様として出したらしいです

他の日本車でも北米展開を前提したのかギミックがナウいという理由かわかりませんが
スポルツ車のみならず小型大衆モデルまでリトラが普及していたもんです

後ッッ

アメリカの規制緩和やら前照灯の光の拡散の技術と工作精度?の向上により固定式のライトでもデザインの制約は無くなってゆきます
むしろボンネットの高さを低く出来る事意外「みんな同じ顔」になってしまうリトラのほうがデザイン面の不自由を抱える事に
そしてスーパーカーよろしく空力でも有利だった筈のリトラもライトを跳ね上げれば逆にちょっとした帆になってダメ
機構的にも部品点数が多く故障のリスクが付いてまわり
鼻先の重量増が厄いのでスポルツ性能でもアカン
更に人妻がお買い物に利用する車種にまで普及しまくったものですから流行り廃りの法則にのっとりデザインが陳腐化

トドメはコレ

前方視界を妨げる、、とかそういう事じゃ無いですよ(むしろ車幅ポールみたいで車両間隔掴みやすくていい)
万が一こういう車で歩行者と接触してしまった場合固定式ヘッドライトと比べてどうでしょう









*イメージ
完全に凶器

自動車の安全性として乗員のみならず歩行者の保護にも気を配るのがトレンディな車作りです
最近じゃフロントガラス外側にもエアバックついていたりしますから
リトラだと徐行運転でも致命傷与えかねませんからね

でも、、、、


oh....
かっこいい

リトラクタブルヘッドライトの華は何と言っても点灯する瞬間ですよ
「ライトを点ける」というより「光を投げる」みたいな(アンダースローで)
点けるタイミングはとにかく動いている状態で
停車中に点けては粋じゃありません

新規にこのギミックが復活する事はもう無いでしょうから大事にしましょう

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